決算日は晴れ

決算日。(会社は4月決算)
期末棚卸の日はほとんどいつも快晴。
決算の結果も快晴と行きたいが、そうもいかない。

本社屋横のミツバツツジ。
この日に合わすように毎年満開だ。
ガラス越し(ツツジの向こう側が中2階のミーティングルーム)に満開のツツジを観ていると、決算日だ!と実感。

こちらは岩中工場。
成型課、塗装課、生産管理課のハンガーの生産部門が集結する。

決算日恒例の社員表彰。必ずしも数字には表れない仕事、チーム貢献、ささやかな仕事に取り組む普段の取組みなど、「一隅を照らす光」を思い描いて始めた表彰。幹部も新入社員も関係なく選出される。

表彰の後は、賞与をお渡しして1年間の締めくくりとなります。

NAKATA HANGER in London(再録)

NAKATA HANGER のイギリス/ロンドンでの展示会。
詳しくは ” NAKATA Art Display in London”

展示会は、Arterton London の企画、協力のもとに実現しました。

オープニング・パーティには、ファッション関係者、サヴィル・ロウのテーラー・ショップの経営者、メディア関係者など、約200名が来場。

ファッション・センス抜群の来場者。

NAKATA HANGERをどのように評価していただいたのか気になるところ。
これからも顧客ユーザーの声に耳を傾けながら、より価値のあるものを提供していかなければと強く思うイベントでした。

「世界一のハンガー屋」に〜繊研新聞より

3月15日の「繊研新聞」(アパレル業界紙)に掲載していただきました。
2023年1月のロンドン・サヴィル・ロウでのNAKATA HANGER展示会についての記事。

NAKATA HANGERは、ハンガーを「洋服の帰る場所」(A Home for Your Clothes)と名付け、洋服を大切にケア、保管するための道具として位置付けています。

世界のファッション好きな人々から注目をいただいています。

▼繊研新聞(https://senken.co.jp/)2023年3月15日付
「世界一のハンガー屋」に
https://senken.co.jp/posts/nakata-hanger-230315

中田工芸(株)の創業者(中田敏雄)は、かつて「うちのハンガーを欧米に輸出したいという夢がある。実現したらハンガーの里帰りだ」とよく言っていた。

二代目(私)は、入社するといの一番に世界中のハンガー屋を調べ(ジェトロに依頼)、リストにある約300社に手紙を出した。返事のあった10数社のうち、ドイツ、フランス、イタリアのハンガー屋を、持てるだけの目一杯のハンガーをキャリーバッグに詰めて訪問した。成果は乏しかったが、ヨーロッパにあるハンガー・メーカーの経営者と出会ったのは貴重な経験だった。

そして三代目社長がロンドンへ。しかも「背広」の語源と言われる世界のファッション/スーツのメッカ「サヴィル・ロウ」(Savile Row)で展示会(NAKATA Art Display in London)を開くことができました。

三代の夢の実現、いや、物語が始まる。

「地域密着を磨き直す〜コロナ禍の地元メディア」(神戸経済同友会)

ホテルオークラ神戸にて、神戸経済同友会の幹事会に参加。年度末ということもあり、理事、幹事、会員などの異動多数。資料にて内容を確認、承認を行う。

幹事会前、各テーブルにてランチ・タイム。好きなテーブルで自由席な。たまたま座った席の隣には、日本銀行神戸支店長の竜田博之氏。初対面なので名刺交換をさせていただき、いつか但馬部会にて日本経済のお話をお聞きしたいなどと歓談。

今回の「会員講和」は、(株)神戸新聞社の高梨柳太郎 社長。コロナ禍における地元メディアのあり方、購読者の変化などがテーマ。

出だしの、ご自身の神戸新聞入社(1980年ごろ〜今日まで)の関西を中心とした様々な事件、災害など、駆け出し記者としての経験、その後の重大事件の取材経験のお話が興味深い。

グリコ森永事件(誘拐されたグリコ社長宅は西宮市)、山口組長射殺事件、阪神淡路大震災、神戸連続児童殺傷事件(少年A)、、、こう並べると記憶に残る、日本中の関心を集めた大事件、大災害が神戸を中心として兵庫県内で発生していたんだな、と思い直す。記者として東奔西走された頃が目に浮かぶようでした。

ちなみに高梨社長とは、同じ大学(早稲田)の同じ学部(政治経済学部)、学科は政治(高梨氏)と経済(私)で異なるが、同じ年の卒業。そんな会話もしたことがあります。

『木製ハンガーの日』

これは木製ハンガー。
一枚の板から削り出した最高級のハンガー。

よ〜く見てください。
フックは「2」、ボディは「八」
と言うことで、
2月8日を『木製ハンガーの日』とさせていただきました。

その目的は、ハンガーを通じて、ファッションとライフスタイルをより楽しむきっかけとし、人にも服にも環境にも優しい生活を提案することです。

脱プラスチック、森林資源の循環活用をアピールします。キャンペーンとして『木製ハンガーの日フォトコンテスト』も開催します。

『記念日登録証』(左:2月7日=国産ブナ材の日、右:2月8日=木製ハンガーの日 )

「一般社団法人 日本記念日協会」に申請し、審査を受け認定、登録する、という手続きで様々な記念日があります。

知らない記念日もいっぱいありますが、その理由を知るのもなかなか面白いですので、一見してみてください。
一般社団法人 日本記念日協会

“THE NAKATA ART DISPLAY”

今回のイベントのためにロンドンに送ったスペシャル・ハンガー。ディスプレイはロンドンのパートナーが行う。

展示会は “THE NAKATA ART DISPLAY” と名付けて、サヴィル・ロウのオーダーメイドのテーラー、メディア関係者、インフルエンサー(Instagramなど)の人たち、100名以上が来場される。

会場ではカクテルを準備。来場者はグラス片手に語らう。

NAKATA HANGER ブランドのコンセプト、ハンガーにまつわる質問がたくさん寄せられる。

手にとっているのは、創業間もない1950〜60年代(昭和20年代)に製作していたハンガー。薄っぺらで平らな初歩的なハンガーにも関心を持っていただく。

【社長と担当者の画像と報告による記述です】

NAKATA HANGER in London

SAVILE ROW W1 / CITY OF WESTMINSTER

NAKATA HANGERは、ロンドンのサヴィル・ロウにて紹介いただく機会を得ました。
弊社からは、社長と海外担当の営業がロンドンに行きました。

ご存知の通り、サヴィル・ロウは、日本語の「背広」(スーツ/上着とズボンの一組)の語源になったと言われるオーダーメードの名門高級紳士服が集中して店舗を構える通り。

展示会の店舗

ロンドンのメンズ・グッズを取り扱う会社よりのオファーで、NAKATA HANGERを紹介する展示会を共同で開催することになった。

事前に日本からスペシャル仕様のハンガーをロンドンに送り、展示する。

【社長と担当者の画像と報告による記述です】

変化をチャンスに〜日本政策金融公庫/近畿ブロック大会

代表幹事 増本忠次氏

日本政策金融公庫(日本公庫)の近畿ブロック懇話会に出席する。会場は帝国ホテル大阪。近畿地区(2府4県)の15懇話会の代表が集まり、交流を深めるのが目的。コロナ禍で中止されていたので、3年ぶりの開催となる。

基調講演は「関西の未来〜プロアシストの事例」と題して、(株)プロアシストの生駒京子社長。8畳のアパート1室から企業して30年足らずでグローバルで躍進する制御システム開発、介護医療機器製造販売の会社。キーワードは多様性。女性、外国人など多数採用し、幹部としても大活躍。

第2部 懇親会

今回のテーマ「変化をチャンスととらえ、持続可能な成長・発展」に則して経営を行なっている企業3社の事例発表がありました。3社とも、それぞれの業界特有の事業環境の中で創意工夫され、ピンチをチャンスに変えた発想と行動力には大いに刺激される。
フジ矢株式会社(ペンチなど工具)
株式会社レック(ブライダル、婚礼写真)
東海バネ工業株式会社(特殊バネ)

それぞれ名刺交換し、有意義な異業種交流の場となりました。

NAKATA HANGER 〜 15周年を迎えました

クリックして15周年ページへ(動画あり)

2007年7月に東京・南青山にショールーム開設と同時に、NAKATA HANGER ブランドを立ち上げました。創業61年(当時)までファッション業界への業務用ハンガーとして提供させていただいた経験と実績をベースに、個人ユーザー向けにグレードアップしたハンガーブランドとしてスタートしました。

「NAKATA HANGER 15年間の歩み」を動画(4分54秒)にまとめてみました。ハンガーの企画・製作・販売の現場、イベント風景、海外へのアプローチなどご覧いただけます。

青山ショールーム

「こんなハンガーが欲しかった」というユーザーからのお声に励まされながら15年が経ちました。地球環境にも、お一人お一人のライフスタイルにも、さらにもっとお応えできるハンガーをめざしていきます。

感謝を込めて。

ハンガーの新市場

日経ビジネスX

10月18日公開の「日経ビジネスX」に中田工芸(株)が掲載されました。社長へのインタビュー形式で、中田工芸のこれまでの歩みやこれからの海外展開への思いを語っています。

今年で創業76年、木製ハンガーの製造から始まり、現在までずっと木製ハンガー・メーカーとして展開して来ました。生活雑貨のハンガーではなく、ファッション業界に向けた店舗用のハンガーとして国内外ほとんどの有名ブランドショップで使用されてきました。

15年前より「NAKATA HANGER」ブランドで個人ユーザー向けの市場を開拓。ギフト市場、そして海外市場を目指しています。

私は1981年より、会社歴史の約半分(38年間)に相当する期間、経営者を務め、現在の社長は3代目となります