小さな世界都市 豊岡の挑戦〜地域活性学会

地域活性学会の研究大会(豊岡市)市民公開講座プログラムに参加。

(調べてみると)
地域活性学会とは、2008年に全国大学地域再生ネットワークが主催となり、内閣府が後援して「地域再生フォーラム」を開催するところから始まる。大学研究者、国・地方自治体の職員、NPO、産業界などのメンバーで構成。社会、政策課題である地位活性化をアカデミズムの立場で支援するのが目的で創設される。

豊岡市民の参加は意外と少なく、全国からお見えになった大学関係者、行政職員の方が多数。

記念講演は、平田オリザさんが登壇。「小さな世界都市 豊岡の可能性〜芸術文化と観光の観点から〜」と題して講演。ご自身のこれまでの作品を紹介し、どうして豊岡が演劇に関わるようになったかの経緯を説明される。(ここは、何度聴いても面白い)

但馬には自然(海山川)、温泉、食、地場産業などコンテンツは揃っている。あとは、インバウンドなどにいかに認知され、回遊してもらい長期滞在を実現するのか。ナイトアミューズメントとして演劇や文化が寄与する。世界的演劇祭のアヴィニョン、映画祭のカンヌとほぼ同じ人口規模の豊岡市は、大きな可能性を秘めている。

パネルディスカッションのテーマは「ローカルとグローバル、環境と経済、演劇と日常」。
登壇者は、卯野裕也君(かばん産業)、西村総一郎君(城崎温泉)、渡辺瑞帆さん(演劇、建築家)、宮垣健生君(金融機関)など、地元の経済、文化活動の先頭を走る30〜40代の若手。

印象に残ったのは、100年のスパンで自身の企業や地域を考え、世界の潮流を鋭く捉え、その変化に対応するには、どうしたら良いのか、という思考性。とても頼もしく、期待し、応援していきたいと思いながら拍手をおくりました。

1日遅れのスーパー

うっすらと満月見える瞬間ありました

8月31日はスーパームーン。
一緒に見ようと友人からご招待いただいていた。
31日は天気予報は曇りなので、事前に1日延期して9月1日に。
が、残念ながらこの日も薄曇り。
「昨日よりマシだよね」と言いながらしばらく夜空を見上げる。
今夜も、無〜雲ではなくて無〜運。
無〜ン (T_T)

ムーンは残念でしたが、スーパー・ディナーが待っていた。
本格的な中華料理。これまでにもいただいたことがありますが、
今回も「美味しい」を通り越して、スーパー・ハピネスとなりました。

映えるススキ

広場のタカノハススキ。
猛暑の中、ススキの季節がやってきた。

背景によってススキの表情が変わるが面白い。

ススキって映えますね。

秋の満月昇る位置確認〜2日早いけど記録として

自宅3階より 8/29 18:50 

満月(厳密には2日前)がどこから昇ってくるのか、記録として残しておこう。
季節によって、満月が山から顔を出す位置は変化する。
冬季は、山の頂上より左側から顔を出す。

この直前には、稜線の木々の枝の隙間が明るくなる。
昇り出るお月さんを静かに眺める。
ちょっとづつ移動していくのがわかる。
心安らぐ(いや、心ざわつく?)、そんな満月なのだ。

沈む太陽、昇る月

豊岡市日高町府市場 円山川堤防 18;20

沈む太陽を眺めるために堤防へ(豊岡市日高町府市場付近の円山川左岸)。
ウォーキングコースの一つなので、この時間、この辺りの夕暮れが美しいのを知っている。

沈む瞬間、西の空を真っ赤に染め上げる。
黒ずんでくる山の稜線を眺めると何とも言えない気分になる。

同じ時間に振り向いて東を眺めると、まだ青空が残っている。
ぽっかりと浮かぶ雲が赤く染まっている。
その先の山の上にはお月さんが昇る。

そうだ、明後日はスーパームーンの満月だ。

イワダレソウ〜グランドカバーに適している

イワダレソウ(クマツヅラ科)
今、この植物が意外な場所で活用されだした。それは都会のビルの屋上。岩垂れ草の名のように、本来の生育地は暖地の海岸の岩場や砂地。暑い砂上をはって茂る能力が屋上緑化に向く。しかも、海浜植物では少ない浅根性で、荷重上厚く土壌を使えない既存のビルにはぴったり。ただ強い耐寒性はない。
『花おりおり その五』 湯浅浩史・著

ずばり「グランドカバーに適し、雑草が生えてくるのを抑えてくれる」。この言葉に関心を持つ。ただ、それを知って購入したり、意図的に植えたわけではないのですが、広場の土を入れ替えた時に、その土に種か苗がくっついていたのかもしれない。

さらに詳しく調べると、いろいろと注意も必要なことがわかってきました。

イワダレソウはクマツヅラ科・イワダレソウ属に分類される日本産の植物です。元々のイワダレソウは、海の浜の砂場に似た所に這いながら育ちます。日本では、伊豆半島から南西諸島の海岸側にかけて分布しています。

クラピアは、宇都宮大学の教授であった倉持仁志さんにより日本産のイワダレソウを用いて品種改良したのが「クラピア」です。クラピアの生長っぷりは芝生の約10倍にも昇ります。そのためグランドカバーに利用される機会が多いです。

外来種もありヒメイワダレソウと呼ばれています。ヒメイワダレソウは東南アジアからペルーの亜熱帯地域に自生しています。世界中では約200種類もの品種があることが確認されています。ヒメイワダレソウは野生化が警戒されている品種で、生態系被害防止外来種リストに指定されました。その理由にはヒメイワダレソウが日本の生態系の被害を及ぼす危険性があるとしたからです。

引用元:Green Snap 「イワダレソウの花言葉|種類や意味、花の特徴は?」より

外来種のヒメイワダレソウは日本の生態系に被害を及ぼす危険性があるので、外来種か日本産かをしっかり区別することが大切。

品種改良した「クラピア」はOKなので、こちらを探してみる価値はありそう。芝生の10倍のスピードで広がる、というのは、広場の草刈りに奔走している現状には有効そうだ。

西に傾く太陽

夕方の6時。
最高気温36℃の1日も終わろうとしている。
西に傾いた太陽は赤く家の中を照らす。

屋根に傾く太陽。

ケヤキの葉の向こうに沈む太陽。

真昼の渇きを少しばかり癒してくれる。

スカッとしないWi-Fi

「とほほっ。。 76Kしかない」
どうも、ネットの調子がおかしい。
スピードが遅く、ときどき繋がらないこともある。

再起動したりして、かろうじて使っているが。
どうやら我が家の場合は、Wi-Fiの環境かルーター器具に問題がありそうだ。

インターネットの反応が遅いな?と思ったら、回線の速度テスト(Fast.com)を使ってチェックしている。

まずは1Mbps(なんとかメールやサイト閲覧ができる)は欲しいところ。

1Kbps = 1,000bps
1Mbps = 1,000Kbps
1Gbps = 1,000Mbps
(bpsは、通信速度を表す単位で1秒間に送受信できるデータ量)

1枚目の写真は、見ての通り76Kbps。(> <)
MではなくKです。

それでも、なんとかメール、サイト閲覧はできていますが、スピードが遅い、重いサイトはアクセスできない、などの障害が出る。

利用用途 必要な速度は、下記のようになっています。
メール、SNSの受信 =  約500Kbps~1Mbps
サイト閲覧      =  約1Mbps~10Mbps
動画視聴      =  約3Mbps~25Mbps
Web会議      =  約10Mbps~30Mbps
オンラインゲーム   = 約30Mbps~100Mbps

PCを再起動した直後、何故か分からない(たぶんWi-Fiの機嫌がいい時(笑))けれど、2枚目の写真のように、200Mbps出る時もあります。流石にこの時は、全ての作業がサクサクと進。

この状態をどのように持続させるのかを思案中。

自分のはどうだろう?と興味のある方は、一度チェックしてみてください。Googleで “fast”と検索すると、すぐに出てきます。
インターネット回線の速度テスト/ Fast.com

新文化会館(豊岡市)に希望すること

新文化会館市民説明会(豊岡市)より

豊岡市の新文化会館の整備計画が進行中。

音楽ファンの一人として大いに期待しています。どうしても建物や設備(音響、ステージ、客席、楽屋など)に関心が行きますが、それを運営する組織(仕組み)も大切にしていただきたいと思っています。

1980〜1990年代に「箱物行政」と言われる時代がありました。地方自治体が隣にもあるから我が町にもと類似施設を造り、有効に活用されないまま運営に行き詰まってしまう、と言うケースが全国各地で頻発。身近な例としても実感するところ多しです。

より大切なのは、建物完成後の会館(劇場)運営ですね。

新文化会館市民説明会(豊岡市)より

平田オリザさんの「地域文化コーディネーター育成講座」(豊岡市民プラザ主催)に参加したときのお話が、その後いつも記憶にあり、大切なことだと思う。

もう11年前になりますが、講座の内容と思いをブログに書きました。

”劇場の館長は専門家(それを愛している人)がやるべき。世に名高いワースト3の劇場の共通点は、受け付、管理人がひどい(事務的、無関心、管理優先、出向任期で交替)。みんなで創り上げる環境が大切。まさに劇場は生きものなんだ。”
KOH’s VIEW【「文化の地産地消」〜 平田オリザ in 豊岡】 2012年6月18日

今年度(2023年度)は、まさに「管理運営計画」が策定されようとしている。ぜひ、運営組織をしっかりとした方針でやっていただきたい。

最後は私の思いで締めくくりました。

“「地方には付加価値を生む人材が不足」(オリザさん)との指摘を超えていきたいものだ。”  と。