坪林(ピンリン)地区の茶畑訪問

台北市から東へ高速道路で1時間足らずにある坪林地区を訪問。茶の産地で有名。3年前の台湾訪問の目的は、この坪林の茶畑を訪ねることだったが、直前の私自身の交通事故で実現しなかった。3年越しの思いが叶った。

この坪林地区の茶畑再生のシンボルは現在絶滅危惧種の「ヤマムスメドリ」。過疎、後継者難、自然環境悪化などの理由で廃れゆく坪林の茶栽培復活を掛けたプロジェクトのシンボルとなっている。

コウノトリの野生復帰に成功し「コウノトリ育むお米」で経済波及効果もある豊岡市の取組みを参考にするために始まった坪林再生(台湾大学)と豊岡市の交流がきっかけ。

茶生産農家を訪ね、茶の生産現場を見学、坪林茶業資料館では、茶のルーツ、世界各国のの茶文化の歴史的な普及とその茶作法の説明を聞く。地元の茶農家、地区の行政関係者、販売者の人たちとランチ。そして、坪林区の役所で歓迎を受ける。