「菓子祭前日祭」〜豊岡市の春を代表するイベント

兵庫県北部の豊岡市には、お菓子の神様「田道間守命」を祀る中嶋神社があります。ここはお菓子の神社の総本社であるため、日本の「お菓子のルーツが豊岡にある」と言えます。(菓子祭前日祭実行委員会チラシより)

毎年4月第3日曜日に中嶋神社で行われる菓子祭りの前日に開催される。豊岡市中心部の商店街(大開通り)に、今年は51の菓子店が出店。毎年、大賑わいである。豊岡にもこれだけ多くの子供達がいるんだ、と嬉しくなる。

豊岡ばかりではなく、但馬各地のお菓子屋さんが出店。軽いスナック菓子から、あられ、せんべい、かりんとう、ケーキ、パンなどなど、いろんなものがあるが、目の前で焼きあがる大判焼は格別だ。

「遊月亭ゆむら屋」(兵庫県美方郡新温泉町湯82)、別名「おばあかふぇ」のおばさんたちが面白い。

「人生のピークは90歳!」すごい元気。
「旦那は捨てても女は捨てん!」意味深

噂のかふぇに、今年こそ行ってみよう。

「91年生まれ、台湾人」但馬コネクション4月(No.55)

4月は、台湾人留学生の江欣樺(チャン・シンホア)さん。江さんは台湾大学では農学と建築都市計画を専攻し、現在は、京都大学大学院にて農学研究科地域環境学科で学ぶ。台湾の若者世代の生き方、考えを聴きました。

台湾は、私たち日本人にとってとても身近な存在。日本から台湾へは年間200万人の人が訪れ、台湾からは475万人が日本を訪れている。

前半は、台湾の位置、地形、日常社会の様子や観光(自然、グルメなど)を紹介。

後半では、台湾の近代史(17世紀以降)を辿りながら、台湾の成り立ちを知る。特に、江さんが生まれた1990年代以降の民主化の動きなど、ニュースでは知っている政治、経済について、江さんの成長と共にどのように変化してきたのか、とても興味深い話が聴けました。

参加者全員、台湾に行ってみたい!もっと知りたい、と思った充実のセッションでした。詳しくは、但馬コネクションのホームページでご紹介予定。

『日本人の勝算』 デービッド・アトキンソン・著

私の仮説ですが、アメリカは経営者に高額の報酬を与えることによって、生産性向上の動機を与えようとしているように見えます。それに対して欧州では、人口動向と政治的な思想の違いによって、最低賃金の引き上げによる底上げを図って、経営者を刺激しようとしていると解釈しています。

同じくマッキンゼーが発表した「Why management matters for productivity」というタイトルのレポートでは、生産性向上の最大の足かせは経営者だと分析しています。とりわけ、各国の経済の大半をしめる中小企業の経営者の質が低いことが問題だと指摘しています。
『日本人の勝算』 デービッド・アトキンソン・著 (p166)

「勝算」。戦争ではない。サブタイトルに「大変革時代の生存戦略」とあるように、「人口減少×高齢化×資本主義」の時代の企業生き残りのための指南書である。ここの「資本主義」とは? マネタリズム、格差問題、自由貿易の危機、そういった資本主義の変質といったところか。

これまでの経済成長が人口増加による要因が大きかったが、先進(成熟)国家では、「生産性向上」こそが経済成長の原動力。では、どうしたら生産性向上が果たせるのか?それは「最低賃金の引き上げ」という考えである。

最低賃金引き上げの6つの利点
・ もっとも生産性の低い企業をターゲットにできる(経営を変える動機)
・ 効果は上に波及する(最低賃金をあげると、その上、その上、と波及する)
・ 消費を押し上げる(賃上げによる消費増大)
・ 雇用を増やす可能性がある(就労意欲が生まれ、労働市場への参加率向上)
・ 労働組合の弱体化(最低賃金アップにより労働分配率を向上)
・ 生産性を上げる「強制力」が働く(利益圧迫、価格転嫁困難、生産性に目が向く)

なるほどの因果関係だ。だが「風が吹けば桶屋が儲かる」の小話にもあるように、直接的、速攻的な因果ではない。一中小企業がどこまでそれを信じ、コミットできるのかが重要。新たな競争が始まる。

年一回の溝掃除

江原地区は、毎年4月第2〜第3日曜日の間に、各家の周囲の溝掃除をすることになっている。高齢化も相まって、毎年、完璧に溜まった土、泥を除去するのは困難になっている。

我が家も周囲に溝が張り巡らされていて、なかなか家族だけではできない。そこで、シルバー人材にお願いして溝掃除。中央が高くなっている車道に面しているので、削られたアスファルトや飛んで来た土埃、そして庭の落ち葉などが入り混じっている。1年間に溜まる量は想像以上だ。

平安神宮献茶式〜扶桑織部流

平安神宮(右近の橘、左近の桜)

平安神宮での献茶式。

経営者倶楽部の友人からお茶席の空きが出たので「いかがですか」との連絡が来て、急遽、京都へ。

貴賓館

正式には『平安神宮澄心会 献茶際春季大会』
写真の池に隣接した貴賓館では、薄茶をいただく。

席の待ち時間の調整のため、先に点心席へ。
「懐石 瓢樹」の点心。

今回の澄心会は、武家茶道の一派である「茶道扶桑織部」が席を持たれる。

初めての体験「四ツ頭茶礼」。
先に抹茶粉が入った茶碗が一人一人に配られ、4名の給仕役が茶筅と浄瓶(じんびん)を持って立ったまま、順番に茶を点てていく。日本古来の茶法と言われているそうだ。

茶席の合間に、時間がたっぷりあったので、平安神宮の神苑を楽しむ。

カキツバタの庭。

貴賓館から眺める「栖鳳池」。
新緑が美しい。

ザイフリボク〜漢字で書くとよく分かる

ザイフリボク(バラ科)
葉は長さ5〜7㎝、楕円形で先端がとがっています。葉の表面は緑ですが、裏面は灰白緑。若葉は、綿毛がすき間なく生えていますが、やがて毛はなくなります。花は、細長い花びらが特徴的で、采配(武将の指揮棒)の房飾りに似ていることから、この名で呼ばれています。四出(しめ縄などにつける飾り)に似ていることから「シデザクラ」とも呼ばれます。実は、直径6㎜で、食べることができます。
『よくわかる樹木大図鑑』 平野隆久・著

3日前にも書いたが、「ザイフリボク」の名がどうも覚えられなかった。何語だろう?見たいば違和感があった。で、こうして調べてみると、漢字で「采振木」。なんだ、これなら分かる。武将が采配を振るってことなんだ。

まだ、葉は全部開ききっていないし、実も見たことがない。
これからも、注目のザイフリボクだ。

オオシマザクラ〜我が家の新しい仲間

オオシマザクラ(バラ科)
伊豆諸島に自生する他、房総半島や伊豆半島では古くから栽培され、野生化している。高さは8〜10mになる。樹皮は暗灰色。葉は倒卵状長楕円形または倒卵状楕円形で長さ8〜13㎝。質はやや厚く、先端は長く尾状にとがり、縁には先が芒状にとがった鋸葉がある。両面とも無毛で、裏面は淡緑色。葉柄も無毛。3月下旬〜4月上旬、鮮緑色の新葉と同時に、直径3〜4㎝の白くて香りのある花が3〜4個散房状に咲く。花弁は5個で先は2裂し、平開する。果実は球形で紫黒色に熟す。葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使う。
『日本の樹木』(山渓カラー名鑑)

今年から我が家の庭の仲間になりました。白い花と葉が一緒に開く。
ソメイヨシノとはまた違った趣がいい。
清楚な感じが好きだ。

植えて初めての春。
来年は、どれだけ成長して開花するのだろうか。
今から楽しみだ。

続々と新緑

サンクンガーデンの新緑。

ミツバツツジも咲き始めた。

こちらは、我が家の新参者、カツラの木。

どんな木になるのだろう?
楽しみだ。
また、調べて再アップします。

ザイフリボク〜この冬に植えた我が家の新参木

咲き始めた!。

「ザイフリボク」。初めて聞いたときは、何度聞いても、復唱できなかった。
何語? どこでオンが切れてるの? どういう意味?

こうして見ると、白い花がよく見える。
裏山の新緑とよくマッチしている。

満開に近づいたら「ザイフリボク」をきちっと調べて再アップしよう。

こぼれタネ? からホワイトレースフラワー

2階の庭で、まず最初に咲いたのはホワイトレースフラワー。
最近、植えた記憶はないが、おそらくずっと以前に植えた時のタネが落ちたのかも知れない。

2階の庭は、これからどんどんいろんな植物が芽を出し、草ボウボウになる。夏には手に負えなくなる。今年は早めに草取りしよう、と決意。