平成最後の日は渋谷と新宿で

渋谷スクランブル交差点

いよいよ平成時代最後の日。

意図してここに来たわけではないが、今や、お祭り騒ぎと言えばここ、渋谷駅前スクランブル交差点。

何かみんな同じことを考え、同じ思いを持ち、一緒であることに安心する、そんな空気が充満してきた平成時代だったような気がする。日本は戦争はなかったが、大きな災害に襲われた。太古から自然災害に襲われ、向き合い、乗り越えてきた日本人。災害大国日本が日本人のマインドと大きく関連しているのかも知れない。

平成最後の夜。
新宿のイタリアン・レストランで食事。

私にとって苦楽が交差する経営者人生を全うできた平成時代。
平成28年3月には、台湾で九死に一生を得る大事故に遭遇。

家族と共にハッピーな時間を過ごしながら終わろうとしている平成に大きな感謝を。

青山通りで平成の終わりを回想する

青山通りの歩道橋から青山一丁目方面を望む

天皇退位と新天皇即位を祝う10連休の真っ只中。私の家族も引っ越しや新しい東京での住まい探しで、急遽、東京へ。

2007年(平成19年)に青山一丁目の青山ツインビルにNAKATA HANGERのショールームをオープンして以来、青山界隈は切っても切れない場所となる。

青山ツインビル地下通路の広告

青山ツインビルにショールームを開設して以来、新たに多くの顧客との出会いが実現。

私にとっての平成時代は、前半は社長就任とバブル崩壊による苦境からの脱出、後半はショールーム開設によるNAKATA HANGERのブランド化と新たな経営戦略の展開。そして、後継者との社長交代を果たす。

平成の幕が降りようとしている今、私にとっても大きな節目だ。

夕陽に映える裏山と翠の川面

この夕陽に照らされる裏山を眺めながら過ごす時間が好きだ。
時間と共に、その表情が刻々と変化する。
四季おりおり、さらに異なった風景が出現する。

麓には、円山川。
翠(みどり)の川面。
新緑との対比がまたなんとも言えない。

ジャガイモも順調だ

4月6日

満開のサクラのもとで植えたジャガイモ。

手前の穴を開けていない黒いビニール(マルチ)の畝。ジャガイモの種イモが植えてある。

マルチがモッコリと持ち上がってくると、芽がでた証拠。その部分を破ってやると、この通りしっかりとした芽が出ている。これは破って太陽光に当たって数日たったもの。

向こうに見えるブロッコリ、ソラマメも順調だ。(^ ^)

期末恒例の「社員表彰式」

我が社は4月決算。今日が営業・生産活動の最終日。
賞与支給と1年間の顕著な活躍のあった社員を表彰する社員表彰式を行う。

賞与は、もちろん人事考課をし、自己評価、上司の評価を加えて決定されるが、この「社員表彰」は、様々な角度から見流のが特徴。数字で現れる直接的な成果だけでなく、チームワークや、チャレンジしたこと、周囲との潤滑油的な行動や態度、なども対象になる。「社長の独断と偏見」により表彰者が決定される。「偏見」とは、もちろん、社長が会社経営で大切にしている経営理念、行動指針、社風、などに照らして、たとえそれが、小さくて目立たないことであっても、あえてそれにスポットをあて、顕彰することを目的としています。みんなで「笑い」ながら行えるところが大切なところ。

(株)ハウスドゥ〜業界を変え、安心を提供

今月の経営者倶楽部のゲストは、(株)ハウスドゥの安藤正弘社長。

1991年、26才で3坪の事務所で不動産仲介会社を設立。安藤社長にとって未知の分野にチャレンジ。業界を知っている営業社員を雇い、ノウハウを身につけながら、独自の理念に基づき、業界で地位を築いていく。時代はバブル。不動産売買で大儲けする周囲を見て、自分もと思い開業し、それなりに利益もあげ、自身の収入も高額になるが、どこか満足を得られない。「これで良いのか」との疑問から、「何のための仕事か」と自問。

当時(1990年代)のアメリカの不動産業視察し、合理的な不動産売買の実態を知り、これを日本の不透明な不動産業を、オープンで安心の業界にしようとの経営理念を掲げる。

2006年に「ハウスドゥ」(不動産仲介専門のFCチェーン)をスタート。現在約600店舗、1000店舗を目指している。住みながら家を売却できる「ハウス・リースバック」サービスが大ヒット。月間1200件を超える問い合わせがあるという。

経営者倶楽部は、今回が100回目の開催。毎回、有名、無名問わず、素晴らしい経営をされている凄いゲスト・アドバイザーが登場。リッツ・カールトン大阪の「ザ・バー」で少人数、かつ寛いだ雰囲気の中で進行する。

セイヨウタンポポ〜分類がむずかしい

セイヨウタンポポ(キク科)
タンポポは空き地や草原一面に黄色い花がたくさん咲く春の代表的な野草で、在来種と外来種がある。本種は、明治時代に食用や牧草として輸入された帰化植物。草丈は10〜30cm。直立した茎の先に直径3.5〜4.5cmの頭花をつける。花期が長く、外側の総苞片が強く反り返るのが大きな特徴で、在来種と区別ができる。繁殖力が強く、ほかの花粉を受粉しなくても種子ができるので、日本全土で見られ、身の周りの多くは雑種タンポポである。
『色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑』 藤井伸二・監修 高橋修・著

いまさらタンポポ。みんな知っている。以前、誰かに聞いたことのあるのは、この辺りで見かけるタンポポは外来種だ。在来種と外来種の違いはここで判る。(「ここ」がなんだったか?)

と言おうことで、改めて調べてみる。在来と外来の違いは、「外側の総苞片(そうほうへん)が強く反り返るのが外来種」ということ。

在来種には、カントウ、カンサイ、エゾなど、地方に分類されるタンポポがあるが、その区別(エリア区分)はどうなんだろう、と疑問も出てくる。友人の「植物博士」にまた尋ねてみよう。

カラスノエンドウ〜葉のリズムが好き

カラスノエンドウ(マメ科)
エンドウの名はつくが、ソラマメと同属。小さいながら種子はソラマメのようにヘソが長い。エンドウと見られたのは、葉の先端がまきひげになるのと、小さいながら花の外観と色合いが、エンドウを思わせるから。さやは種子が五、六個入っている。それが熟すると黒変し、カラスと結びつけられたか。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著

あちこちの道端や空き地では普通に見かけるカラスノエンドウ。鮮やかな赤紫の花ですぐに気がつく。私はこの葉のつき方が好きだ。サワサワとリズムが良い。五線譜を思い出してしまう。

先日、初めて我が家の畑にソラマメもエンドウも植えたので、改めて、比べて見よう。

シラカシ〜ずっと見守って

シラカシ(ブナ科)
関東地方で多く見られるカシノキです。公園樹や防風林、生け垣などに利用されています。葉は長さ4〜13cmで、先端に向かって細長く伸びる、スマートな形です。表面は革質で光沢があり、裏面は白っぽくなっています。
花は葉のわきから雄花が垂れるように咲き、その上部に小さな雌花が咲きます。実は半分ほどが殻斗に覆われています。樹皮は裂け目がなくなめらかで、黒色を帯びた緑色をしています。
『よくわかる樹木大図鑑』 平野隆久・著

今となれば、我が家の庭の中央ゾーンにドッシリと存在するカシノキとなった。3年ぐらい前までは、このカシノキの横に祖父母が住んでいた家があったが、いろんな事情で取り壊した。

40〜50年スパンで考えると、このカシノキは我が家の庭で唯一、同じ位置で成長した樹木だ。祖父母の家の傍にあったので、ひっそりと目立つ存在ではなかったけど、今でもこのカシノキを眺めると祖父母の顔が浮かんでくる。

家の傍でやや日当たりが悪く、壁と隣接していたから剪定もしながらだった。これからは、太陽をいっぱい浴びながら、この位置で新たな家族の歴史を重ねていくのを見守って欲しい。

ドウダンツツジ〜秋の真紅も良いが

サクラが散り、ぐんぐん春がやってくるこの時期、白くて小さい花をつけるドウダンツツジ。秋の美しい紅葉の記事としてたびたび登場するが、春の清楚な花もいい。

もともと祖父の家の前にあったこのドウダンツツジ。場所はほぼ同じだが、周囲の環境がガラリと変わる。秋にはここで真紅の紅葉を見せてくれるのが楽しみだ。