「オリンピックをもっと深く」 但馬コネクション12月(No.53)

12月の但馬コネクションは、東京より上治丈太郎氏をお招きし、テーマ「オリンピックをもっと深く」でお話をお聴きした。

上治丈太郎氏は、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の参与をされている(その他公職多数)。地元・但馬の香美町香住のご出身。ミズノの元・副社長として、ミズノの海外進出の先頭に立って来られました。

今日のテーマは、1年7ヶ月後に控えた東京オリンピックの話題ですが、私からは、但馬からミズノへ、そしてミズノの海外戦略の先頭に立って大活躍されたそのご経験などもお話いただくようにリクエスト。

オリンピックの裏舞台のお話や、ドーピング、広告など様々なルールのお話、世界のトップアスリート達へのサポートや交流話など、話題は尽きない。

スポーツの魅力を知り、益々、東京オリンピックが楽しみになってきた。

香美町在住の知人、友人、幼馴染の方など、いつもとは若干違う和やかなムードでだい2部の交流会も大盛り上がりでした。
(詳しい記録は後日、但馬コネクションのウェブサイトに掲載予定です)

Paul Chambers “BASS ON TOP”

Paul Chambers   “BASS ON TOP”

Paul Chambers : bass
Hank Jones : piano
Kenny Burrell : guitar
Art Taylor : drums

1. Yesterdays
2.You’d Be So Nice to Come Home To
3.Chasin’ the Bird
4.Dear Old Stockholm
5.The Theme
6.Confessin’
7.Chamber Mates

Recorded in 1957

ポール・チェンバースは、これまで紹介してきたマイルス・ディビスウィントン・ケリーアート・ペッパーソニー・クラークなどのジャズを代表する演奏でベースを弾いている。

そのウォーキング・ベース、ボーイング(弓弾き)、ピチカット奏法も、全て一級品。特にウォーキングは独特のバッキングで、心地よい。

同時代にジャズ・ベースのトップを競ったリチャード・デイヴィスから一目置かれ、その後のベーシストに多大な影響を与えた。

学生時代に、アルバム名を見ずに、楽器演奏だけを聴いて奏者を当てる「ブラインドフォード遊び」をよくしたものだが、ウィントン・ケリーのピアノとこのポール・チェンバースのベースは、自信を持って答えたものだ。

ハンガーが要(かなめ)〜NIKKEI STYLE(Yahoo!ニュース)

NIKKEI STYLEの記事。

「洋服の収納に必要なハンガー。ただ意識して選ぶ人は週素肌ろう。クローゼットが整理できる人はハンガー使いがうまい。」

ハンガーの役割と現状を端的に説明してありますね。

NAKATA HANGERショールームの販売担当の向山がハンガー選びの説明をさせていただいています。

「服は、着ていない時間の方が長い。」→服を型崩れしないように保管

重量のある衣類は専用ハンガーに掛けて保管したほうが形崩しない。」

「仕事用のスーツも専用ハンガーを使うことで長く着ることができる」

ジャケットやスーツ用のハンガーは厚みと幅が服に合ったものを選ぼう。肩の先端の厚みは3センチ以上、幅は肩幅より2~4センチ差し引いたサイズのハンガーに掛けると、服の肩はきれいにはまる」

「ニット類は細いハンガーに掛けると跡が付き、厚いハンガーだと編み目がのびてしまう。シャツ用より厚め、4センチくらいの厚みをもつハンガーがおすすめ」

さらに詳しくは、NAKATA HANGER「ハンガーの選び方」 をご覧ください。

「能作」(富山県高岡市)に学ぶ「産業観光」

「観光産業」と言えば、鉄道やバスなどの交通業、旅館・ホテル・土産店などの宿泊業のことを示すが、これは「産業観光」である。

「産業観光」とは、二つあるようだ。
一つは、歴史的、文化的にその地域特有の産業に係る工場、機械設備など昔の産業遺構を見て回るもの。もう一つは、現役の工場を訪れ、職人や製品など、ものづくりの現場に触れるもの。

「豊岡観光イノベーション」主催によるセミナーで「能作」さんの実例を学んだ。もちろん、後者の「現役ものづくり」のお話です。

「能作」(富山県高岡市)さんは、創業102年(1916年(大正5年))の鋳物製造販売の会社。当初は、仏具、茶道具、花器が中心。近年は、インテリア雑貨、照明器具、テーブルウェアなどデザイン性の高い製品を商品化。特に純度100%の「錫(すず)製」のぐい呑やテーブルウェアが大人気。

今年は、月間1万人以上(年間で14万人を超える)の見学者を迎えるそうだ。観光客相手の食品などの店舗ではなく、地方のものづくり企業としては驚異的な数字ですね。

産業観光に当たって、次の5つの要素を大切にしているそうだ。
「見学」「体験」「飲食」「ショップ」「観光案内」

さらに、
「伝統を伝える」
「品質、技術をアピール」
「社員が自らが伝える」

ことによって、社内美化、社員の仕事への意識向上など、様々な効果があるという。

昨年(2017年11月)、能作克治社長のお話をお聞きしたことがあり、ぜひ訪ねて見たいと思っていましたが、今年は実現できず。来年には是非、訪ねて見たいと思います。

冬を前にして、よーく見ると

よーく見ると、まだまだアチコチに冬模様がある。

自生の桐の木。この時期になると鈴なりの実をつける。
円山川をバックに、なんか華やかだ。

5分ほどゆっくりと歩いて上流方向へ行く。

よーく見ると、江原の墓地横で絡みあう雑木の中に黒い実を発見。
なんの実だろう?
まるでジャクソン・ポロックの絵のようだ。(^ ^)

なんだかわかりますか?
マンサクです。

毎年、年が明けると、真っ先に咲き始めるマンサク。
よーく見ると、もう花芽の準備がしっかりと進んでいる。

ススキと円山川と商工会館

晩秋のススキって穂が風になびく姿がなんとも鄙びて心に残る。近づいて、じっくりと花穂を見るのも、なかなか美しいもんだ。

1本のススキがスクッと立っている。
微かながら南から吹く風に吹かれて円山川をそっと撫でている。

束になったススキの群の合間に見える赤い屋根と白い壁の建物。

来年には、商工会館から劇場へと移り変わっていく。

村役場から町役場へ、町役場から商工会館へとその役目を果たしながら、昭和初期から平成までの時代を乗り越えて立つ姿に、ますます愛着も湧いてくる。

まさか劇場になるなんて夢にも思っていなかった。
ススキの向こうに劇場ができる。

うらにわにははんげつ

ひさびさに晴れた1日。
日暮れが早いので、いつものコースに行きそびれて、自宅裏ウォーキング。

夕暮れの空に半月。

裏の堤防に自生したキリの枝の間に「半月」。

サルスベリのてっぺんに「半月」

冬の散歩も楽しいもんだ。

 

フォーレ「レクイエム」

ガブリエル・フォーレ ”レクイエム ニ短調  作品48″
Gabriel Urbain Fauré  ”Requiem in D minor, Op. 48″

キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
シェリル・ミルンズ(バリトン)
モントリオール交響楽合唱団
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ

1. 入祭唱とキリエ
2. 奉献唱
3. 聖なるかな
4. ああイエスよ
5. 神の小羊
6. われを許したまえ
7. 楽園にて

私にとってレクイエムと言えばフォーレ。
(3大レクイエム=モーツアルト、ヴェルディ、フォーレ)

「からりと晴れた冬の乾燥した日、冷たく凜とした空気に触れる」と言った感じかな。

特に「5.神の子羊」の出だしのメロディは最高だ。少しすると合唱が入り、重厚ではあるが優しく包まれる。合唱とオーケストラの絡み合うハーモニーがなんとも言えない。約6分の楽章。聴いてみていただきたい。

『日本列島の下では何が起きているのか』中島淳一・著

日本列島に大きな被害をもたらして来た巨大地震や火山噴火の原因は「プレートの沈み込み」です。その意味では、プレートの沈み込みは災害をもたらす「厄介者」と見なせます。しかし、プレートの沈み込みなくしては、日本列島は誕生しませんでした。日本列島の形成史はプレートの沈み込みの歴史そのものなのです。
『日本列島の下では何が起きているのか』中島淳一・著 (p12)

毎年日本のどこかで、大きな地震が発生し、火山噴火が観測されています。台風と合わせて日本は「自然災害列島」と言っていいぐらい大きな被害が発生しています。まさに、豊かで美しい自然を享受している生活との裏腹の関係だ。

日本列島の成り立ちを学ぶことで「恵み」への感謝と「脅威」の発生原因を知り備えることで、さらに日本列島が愛おしくなる。

さらにこんな記述が

白山から鳥取県の三瓶山までの領域は、活火山がない「火山の空白地帯」です。その距離は500kmにもおよびます。西日本にある活火山は、三瓶山と阿武火山群だけです。ただし、第四紀(約260万年前以降)に活動した火山(第四紀火山)を含めれば、神鍋火山群、扇ノ山、大山、大江高山や、隠岐島後(隠岐の島)もあります。それでも火山数が少ないことには違いありません。
(p190)

「神鍋火山」について文献(地元発刊でなく)で見たのは初めて。
(なんか嬉しくなりました)

海・山・川はどうしてできるのか「フォッサマグナ」(藤岡換太郎・著)などの本で興味を持ったのが「プレートテクトニクス」。地球内部でプレートが沈み込むメカニズムを学ぶことで、大陸移動(パンゲア大陸の移動)、ヨーロッパアルプスやヒマラヤ山脈の形成過程、そして日本列島の誕生を知る。

身近な海、山、川が違った風に見えてくるのが面白い。

人間ドック〜がん研有明病院

がん研有明病院で人間ドック。
前回の今年3月以来だが受診することにした。
台湾での事故後、自分の健康、体調の変化(回復)を知りたいと思ったのがその理由。

がん研有明病院に来ると、毎回感じるのが「暖かさ」。
ロビーの空間、来院されている方達は、大部分の人が患者さんやその家族の人だろうが、どこか安心というか落ち着きを感じる。

医師やスタッフの人たちもテキパキと動き、初めての来院の方にも分かりやすく丁寧な対応はとても好感が持てる。

結果は3週間後だから、来年早々になる。
さて、どんな結果だろうか。