「能作」(富山県高岡市)に学ぶ「産業観光」

「観光産業」と言えば、鉄道やバスなどの交通業、旅館・ホテル・土産店などの宿泊業のことを示すが、これは「産業観光」である。

「産業観光」とは、二つあるようだ。
一つは、歴史的、文化的にその地域特有の産業に係る工場、機械設備など昔の産業遺構を見て回るもの。もう一つは、現役の工場を訪れ、職人や製品など、ものづくりの現場に触れるもの。

「豊岡観光イノベーション」主催によるセミナーで「能作」さんの実例を学んだ。もちろん、後者の「現役ものづくり」のお話です。

「能作」(富山県高岡市)さんは、創業102年(1916年(大正5年))の鋳物製造販売の会社。当初は、仏具、茶道具、花器が中心。近年は、インテリア雑貨、照明器具、テーブルウェアなどデザイン性の高い製品を商品化。特に純度100%の「錫(すず)製」のぐい呑やテーブルウェアが大人気。

今年は、月間1万人以上(年間で14万人を超える)の見学者を迎えるそうだ。観光客相手の食品などの店舗ではなく、地方のものづくり企業としては驚異的な数字ですね。

産業観光に当たって、次の5つの要素を大切にしているそうだ。
「見学」「体験」「飲食」「ショップ」「観光案内」

さらに、
「伝統を伝える」
「品質、技術をアピール」
「社員が自らが伝える」

ことによって、社内美化、社員の仕事への意識向上など、様々な効果があるという。

昨年(2017年11月)、能作克治社長のお話をお聞きしたことがあり、ぜひ訪ねて見たいと思っていましたが、今年は実現できず。来年には是非、訪ねて見たいと思います。

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