東京の銀杏から京都の紅葉へ〜裏千家淡交会懇話会へ

今日の東京は快晴。
街路樹の銀杏が真っ黄色に色づく。
これから京都へ移動するために代々木公園駅へ。

京都駅から地下鉄を乗り継ぎ「蹴上」で下車。
ウェスティン都ホテル京都へ到着。
京都東山の紅葉は散り始め。
こちらも快晴で気持ちいい眺めだ。

「茶道裏千家淡交会 平成30年度 全国役員懇話会」に出席。
新理事長は千容子ご婦人、副理事長には千敬史ご子息。
お家元は、会長となられる、人事の発表がありました。

お家元のご挨拶の中では、若い人の登用、若者への茶道のアピールを強調されていました。ご自身は、少し時間の余裕を持ち初心に帰り、茶の道を極めたいという思いを語られました。

東京でウィーン・フィルの友人と

“Wiener Philharmoniker Week in Japan 2018″。
ウィーンフィルの日本公演が始まった。
10月のウィーン訪問時に、ウィーン国立歌劇場でオペラを楽しみ、その翌日にウィンフィル・メンバーで友人のシュテファンの自宅でBBQのご馳走になった。今度は東京で「お返し」とばかりにサントリーホールのウィーンフィル公演に向かった。

1日時間があると言うので、根津美術館や上野の美術館巡りでもしようかと目論んでいたが、よく考えると月曜日はどこも休館日。じゃあ、どうしようと考え抜いた結論がこれ、なんと「はとバス観光」!

もう何回も日本公演で日本には来ているシュテファンだが、流石に「はとバス観光」は初めて。「どうだ、参ったか」と我ながらグッドアイデアだと自画自賛。実は、皇居、国会議事堂、霞ヶ関、赤坂界隈の位置関係がもう一つ掴めていなかった私が一番興奮かも。

演奏前、サントリーホール入り口で撮影。
右側が、Stefan Gartmayer、左側がSebastian Bru。
2人ともウィーンフィルのチェリスト。
ウィーンでは、シュテファンもセバスチャンも家族ぐるみでBBQを楽しんだ友人たちだ。

シュテファンは本日はオフだが、セバスチャンは演奏があるので、隣の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で軽い食事。セバスチャンは餃子が大好きと言ってたので中華料理。

今日のプログラムは「室内楽スペシャル〜ウィンフィル オペラを謳う」。弦楽六重奏、チェロ四重奏、木管アンサンブル、打楽器アンサンブルなど、いろんな楽器の組み合わせでオペラの前奏曲や有名な場面を再現する。

R.シュトラウス、モーツァルト、ワグナー、ビゼーなどのオペラから選曲。一番印象に残ったのはワグナーの「ローエングリン前奏曲」「ジークフリート牧歌」。ワグナーのメロディとハーモニーはなにものにも変えがたい魅力だ。

「豊岡鞄」KITTE(東京丸の内)にご挨拶

10月のドイツ旅行もあり、久しぶりの東京。
東京駅に着くなりに丸の内の「KITTE」へ一目散。
お目当ては、9月13日にオープンした「豊岡鞄」ショップへ。
遅ればせながらの見学とご挨拶に行きました。

KITTEの1階フロア、ちょうど東京駅レンガが窓から見える側にお店がある。とてもいい場所だ。

豊岡鞄のロゴがお店のエントランスを飾る。

ショルダーバッグ、リュック型など多数の壁一面に鞄が陳列されている。豊岡鞄メーカーを中心に11社の鞄が販売されている。

クリスマス商戦を意識してか、真紅な鞄シリーズが反対側のコーナーを飾る。

店員の方に「豊岡から来ました」とご挨拶しながら、お店の反響などをお聞きする。東京駅に近いので地方に帰る前なのか、「今買って帰りたい。」というお客様が結構多いとのこと。品揃えに力を入れなければとおっしゃっていました。

豊岡にも研修に行かれたこともあり、しっかりと豊岡鞄の良いところをアピールされていました。

「なぜ豊岡なのか?」「豊岡の特徴は?」「豊岡のどこが良いのか?」「何をアピールしたいのか?」まだまだ、改善余地があるような気がします。どんどん試行錯誤を重ねて行くことが大切ですね。

弊社も青山一丁目にハンガーのショールームを出店して11年目になります。お互いの好立地を生かしつつ、顧客のニーズを把握し、ブランドの認知度をどう高めるのか、一緒にチャレンジしていきましょう。

江原地区堤防工事は?

江原区長による墓地周辺の現況報告

2004年10月20日の台風23号により豊岡市は大水害に見舞われた。この江原地区(豊岡市日高町)も例外ではない。その後、激甚災害地区と認定され、円山川の堤防工事が現在も続けられている。

しかし、そこで大きな課題として江原地区の墓地が築堤予定の外側(川側)にあり、その移転完了しないと工事が出来ない現状を抱えている。

「勉強会」と称して江原区民に堤防工事と墓地移転に関する手続き(賛成反対含む)がどの程度進展しているのかの説明会が開催された。

冒頭、「これは江原区民をはじめ、市民およびその財産の安全・安心を守るための堤防工事を進展してもらうのが目的である。その過程として墓地移転の問題を解決しなければならない」とのご挨拶。墓地の移転に対する区民の選択肢、それに伴う一般補償、共同補償などの違い、新墓地候補の条件など、知りたい知識、現状がわかりよかった。堤防工事完成と墓地移転との関係が、ある程度理解できた。

「虫屋から見た但馬の自然」但馬コネクション11月(No.52)

今月の但馬コネクションは、「虫屋から見た但馬の自然」というテーマでお話を聴き、意見交換をしました。ゲストは「NPO法人コウノトリ市民研究所」の上田尚志代表。

当初は、今年設立20周年を迎える「コウノトリ市民研究所」の活動記録とその果たして来られた役割も交えながら、お話をしていただく予定でした。が、それはご自身のプロフィールの中で触れていただくことにして、昆虫と自然の関係を中心に話をいただいた。

とても感動的なプレゼン。
普段見たことのない昆虫。虫屋ならではの視点と観察。会場の皆さんからの視線も熱くなっているのが伝わってくる。

自然が壊れたところ(不安定な場所)に生息する虫は、安定した自然では滅びてしまう。一方で、安定した自然の中で、生きていく虫もいる。自然の変化は、そのまま虫の生息域も変えてしまう。

先日の宮崎学さんのお話にも通じるお話。

「自然とは何か」「自然との接し方は」という深いテーマをいただく素晴らしいセッションとなりました。

記録ができ次第、但馬コネクションのHPに掲載いたします。

平成筑豊鉄道(株)〜第3セクター経営の難しさ

今回のゲストは、平成筑豊鉄道(株)の河合賢一社長。
「いつか鉄道会社の社長に」と若い頃からの夢に挑戦し、見事、公募された大3セクターの平成筑豊鉄道の経営者として活躍されている。

公務員(県庁)を経験した後、九州産交バス(株)に転職。当時、九州産交バスは、産業再生機構による事業再生の直後で、人事一新、経営の立て直しをしていた。グループ会社の社長公募に応募し、主任の立場から一気に社長に就任。

事業を軌道に乗せている最中に「社長降格」し部長へ。社内事情がいろいろあるにせよ、厳しい試練も経験された。

河合社長のすごいところは、その厳しい試練、決断の時も、現実を受け止め「めげない」メンタリティの強さだ。私も、これは経営者としてとても重要な資質だと思う。

その後、平成筑豊鉄道(株)の社長公募に応募し、見事社長に就任。

もともと「鉄道ファン」であった河合社長の夢に一歩前進。公務員と民間企業の経営と、官民両方の経験を生かし、第3セクターの経営をされている。

ただ、「第3セクター経営」は難しい、とも。
(平成筑豊鉄道だけでなく、一般論だが)補助金に頼り、「潰れない」という社員意識と甘い経営体質、金銭感覚。顧客は利用する市民なのでその民意が大切、地域行政の首長の交代などで、経営方針が一気に変わる可能性があり、経営者は不安、不安定な状況にあることが多い、など。

私も身近に「第3セクター」による経営の実態を見聞きすることが多いので、大いに納得することが多かった。

「じゃあ、どうする?」という答えを見出さないといけないですね。

Keith Jarrett “The Melody At Night, With You”

Keith Jarrett “The Melody At Night, With You”

Keith Jarrett : p

1. I Loves You Porgy
2. I Got It Bad And That Ain’t Good
3. Don’t Ever Leave Me
4. Someone To Watch Over Me
5. My Wild Irish Rose
6. Blame It On My Youth / Meditation
7. Something To Remember You By
8. Be My Love
9. Shenandoah
10. I’m Through With Love

静かに、静かに、静かに。
熟考する時、考え続けた後の放心の時、そして眠りにつく時。
いつも、いつも、聴く。
私の密かな、名曲、名演のアルバムなのだ。

このアルバムには、もう一つ一生忘れられない思い出がある。

かつて、コウノトリの郷公園参与だった故・池田啓(いけだ ひろし)氏の追悼の会を行なう時の企画をさせていただいたことを思い出す。ジャズとワインが大好きだった池田さん。趣味が一致して、我が家で深夜までワイン飲みながら、ジャズを聴いた日々。

悲しさと無念の思いを断ち切れないまま、池田さんを追悼する曲に、このキース・ジャレットのアルバムを会場に流し、みんなで池田さんを想いながら聴いた。

キース・ジャレットがソロで弾くスタンダード曲。
一度、聴いてみてください。

Barca(バルカ)〜小舟のようにブラッシング

手のひらサイズ(10cm×4cm) / 馬毛 / 牛革ケース付き

NAKATA HANGERより携帯用服ブラシ「Barca」(バルカ)登場。

出先や出張先のホテルで、手軽に洋服ケア。大事な商談前にサッとブラッシング、ホコリやシワを整え清潔な印象に。一日の終わりに出張先のホテルでその日の汚れを丁寧にブラッシング。
スーツのケアに適し、大切な洋服を長くキレイに保ちます。機能はそのままに、持ち運び出来るコンパクトサイズの洋服ブラシです。海外・国内のトラベルにも活躍します。

Barcaはイタリア語で「小舟」

「Barca」はイタリア語で「小舟」という意味。
小舟のように軽快にさ〜っと、気持ちよくブラッシング。

ケースにもこだわりがあります。
鞄産地・豊岡の老舗カバン・メーカーの職人が丁寧に製作した天然牛革のケース付きです。
ギフトとしても大変喜ばれています。

ハンガーとブラシで快適ファション・ライフを!

ヤブコウジ〜知らぬ間に密集してる

ヤブコウジ(ヤブコウジ科)
小さい低木で、草のようだ。現代人は実を見て初めて認識しよう。ところが古代では、そうではなかったらしい。『万葉集』に五首詠まれる山橘は本種とされる。大伴家持は「この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の光るも見む」(巻十九-四一二六)と、その趣を愛でる。名は藪柑子で、小さい実を柑橘と見た。
『花おりおり その二』 湯浅浩史・著

知らない間に密集している。

「草のようだ」と記されているように最初に「野草辞典」見ても分からず、少しあれこれ参考にしながら「樹木辞典」で特定できました。

高さ10〜20cmぐらいだから迷った。調べてみると、地下茎を伸ばして増えるというから、これからも生息域を広げていくのだろうか。
「いつ、伸ばすのだろう?」
興味を持って観察していこう。

ウォーキングのご褒美は沈みゆく夕陽と山々の稜線

草刈りを終えた円山川堤防。

9〜10月のドイツ旅行や仕事・プライベートの用事などで久しぶりのウォーキングコース。どんな「秋」に出会えるか探しながら歩く。

日が落ちる山の稜線が美しい。
四季折々の美しい夕陽と稜線が、ウォーキングのご褒美。