東京でウィーン・フィルの友人と

“Wiener Philharmoniker Week in Japan 2018″。
ウィーンフィルの日本公演が始まった。
10月のウィーン訪問時に、ウィーン国立歌劇場でオペラを楽しみ、その翌日にウィンフィル・メンバーで友人のシュテファンの自宅でBBQのご馳走になった。今度は東京で「お返し」とばかりにサントリーホールのウィーンフィル公演に向かった。

1日時間があると言うので、根津美術館や上野の美術館巡りでもしようかと目論んでいたが、よく考えると月曜日はどこも休館日。じゃあ、どうしようと考え抜いた結論がこれ、なんと「はとバス観光」!

もう何回も日本公演で日本には来ているシュテファンだが、流石に「はとバス観光」は初めて。「どうだ、参ったか」と我ながらグッドアイデアだと自画自賛。実は、皇居、国会議事堂、霞ヶ関、赤坂界隈の位置関係がもう一つ掴めていなかった私が一番興奮かも。

演奏前、サントリーホール入り口で撮影。
右側が、Stefan Gartmayer、左側がSebastian Bru。
2人ともウィーンフィルのチェリスト。
ウィーンでは、シュテファンもセバスチャンも家族ぐるみでBBQを楽しんだ友人たちだ。

シュテファンは本日はオフだが、セバスチャンは演奏があるので、隣の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で軽い食事。セバスチャンは餃子が大好きと言ってたので中華料理。

今日のプログラムは「室内楽スペシャル〜ウィンフィル オペラを謳う」。弦楽六重奏、チェロ四重奏、木管アンサンブル、打楽器アンサンブルなど、いろんな楽器の組み合わせでオペラの前奏曲や有名な場面を再現する。

R.シュトラウス、モーツァルト、ワグナー、ビゼーなどのオペラから選曲。一番印象に残ったのはワグナーの「ローエングリン前奏曲」「ジークフリート牧歌」。ワグナーのメロディとハーモニーはなにものにも変えがたい魅力だ。