メンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64』

フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op64
チョン・キョンファ(vl)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1981年7月

クラシック音楽で「あなたにとってこの1曲と言えば?」と尋ねられる即答できますか?私はこれ。メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲(コンチェルト)」。

通称メンコンと言われる、おそらく誰でも知っている(旋律を聴けばあああれかとわかる)曲。 私はこの曲を最初に聴いたのは小学校1年生の頃。毎日毎日聴いていた。その頃飼っていた文鳥が曲が流れると必ず反応して唄う「ピーピーピー」「ピピピピピー」「ピポピポピー」と唄っていた。今でもこのメンコンを聴くと文鳥が頭に浮かんでくる。

自然に囲まれ、時間がゆっくりと流れ、毎日が楽しく、あれもこれも面白いものばかり。毎日がとても新鮮であった。私の記憶(心)の中でそんな情景が浮かんでくる。それが、私が音楽が好きになった瞬間であり、スタートであったと思います。 私にとってかけがいのない永遠の1曲なのです。