初・富士五湖めぐり

山中湖

「富士五湖めぐり」をすることになった。
「お弁当コウノトリの里」の理事役員旅行に途中から合流。

御殿場を出発し、山中湖からスタート。
あいにくの雨模様だが、徐々に天気が回復するのを期待できそうだ。

忍野八海

山中湖から河口湖へ向かう途中にある「忍野八海」(おしのはっかい)。

真ん中にある中池は水深7mの珪藻土で出来ている。
富士山からの湧泉で出来た池。
それぞれの池は深いところで繋がっていて魚が行き来しているそうだ。

ほとんどが中国人観光客。お土産物屋さんも賑わっている。
「日高の昆布」「南部鉄瓶」など、ちょっと産地が違うのでは?
「何でもあり」の特産品にはちょっと躊躇する。

北口本宮富士浅間神社

富士山登山者は、この「富士浅間神社」で安全祈願をしてから登る。
樹齢1000年以上と思えるたくさんの杉の巨木が印象的だ。

西湖

五湖のうち、リゾート地、観光地として開発されているのは「山中湖」と「河口湖」の二つ。

残りの「西湖」「精進湖」「本栖湖」は、湖畔のキャンプ場や数件の旅館などが点在する。ゆったりとオフを楽しむには、こちらの方が良さそうだ。

西湖いやしの里根場

西湖の西北に位置する根場(ねんば)集落。昭和41年の台風災害により集落毎移転し、その後、伝統の茅葺民家を復元したもの。

「かぶと造り」と呼ばれる茅葺民家は、京都・美山や白川郷のそれとは違う風情があってとても興味深い。

正面には富士山が見える(はず)。

紅と黄の紅葉が美しい。
入り口近くの茅葺民家が食事処担っている。

 

ほうとう

甲州名物の「ほうとう」。
初めて食べたが、なかなか美味しい。
きしめんのような、平たい麺と味噌味が特徴。

「本栖湖」。
こちらの人気スポットは、千円札富士山のビューポイント。
千円札をチェックする。

ちょうどこの瞬間、雲間から富士山頂が見える。
なるほど、ぴったりと一緒。
(どうぞ、千円札を取り出して、この写真と比べて見てください)

白糸の滝

五胡を巡った後、山梨県から静岡県に入る。

富士宮市の「白糸の滝」に立ち寄る。
富士山の湧水が約150mにわたって流れ出て滝となる。

この辺りの地層は、下部に不透水層の古富士泥流堆積物が、上部に透水性の新富士溶岩流。
白糸の滝は、崖面として露出し、幾筋もの滝となって流れ落ちている。

最近、地形、地質に興味がある私にとって、富士五湖めぐりは、なかなか面白い小旅行となった。