アメリカの医学事情を聴く〜小児外科医 木村健 氏

49歳で外科医としてアメリカに招かれ、その後永住権を取得しながら日米で活躍された小児外科医 木村健 氏のお話を聴く会に参加。(城崎温泉 西村屋本館にて)

1937年生まれの現在81才。神戸大医学部卒後、兵庫県立こども病院に勤務されている時に、ニューヨークの小児病院よりオファーがあり渡米。アイオワ大学で外科医として、小児外科教授として、任務に当たられる。優れた外科手術の実績と手術法を開発され、世界からの手術依頼に応えて来られる。

アメリカと日本の比較しながら、医学教育(医師養成)のシステム、教授陣の数、大学施設、資金の圧倒的なアメリカ優位の実情にはショックを受ける。

また、クェートなどイスラム教圏の国に招かれ、宗教、習慣の違いを乗り越え、多くの子ども達の命を救ったお話は印象的でした。

約100名の参加者のみなさんと会食。テーマからして、地元で開業されている医師や地元で活動されている女性の会の人たち。普段お会いする機会の少ない方達とお話ができたのも良かった。楽しい会となりました。

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