利賀村(その1)〜多くの出会いに感謝する夜

豊岡を出発して、富山県南砺市利賀村に到着したのは翌日の午後。
チェックインして宿泊する「天竺温泉の郷」の部屋から見た夕焼け。

『世界の果てからこんにちは』のシーン。
円形劇場に花火があがる。

右側には、YKK(株)の吉田忠裕氏、その向こうに平田オリザ氏。

超満員の円形劇場。
事前の予約が必要だが、ともかくやって来た熱烈ファンのために数十名の人たちが立見で見学。

手前から田中幹夫氏(南砺市市長)、邑上守正氏(前武蔵野市市長)、村椿 晃氏(魚津市市長)

まだかまだかと開演を待つ観客。

南砺市市長の田中氏は利賀村出身。
鈴木忠志率いる早稲田小劇場が引っ越して来た時は中学生だったそうだ。

『世界の果てからこんにちは』の終演後は、観客全員に樽酒が振る舞われる。

鈴木忠志さん、YKK(株)吉田忠裕氏、1970年代に東京で観た早稲田小劇場時代からの役者蔦森皓祐氏との夢のようなツーショット。

観劇やパーティでご一緒させていただいたYKK(株)取締役の吉田忠裕氏。YKK(株)の2代目社長として世界70ヶ国に進出する大社長。

今年3月に経営の第一戦はバトンタッチされ、現在は富山県の地域振興に力を注いでいらっしゃる。

来年、利賀村と宇奈月温泉を舞台に開催される「シアター・オリンピック2019」の実行委員会の会長。

吉田氏のお考え、実行力、そしてそのお人柄に大きな感銘を受ける。
経営者として、そして人生の先輩として「人間力」の大切さを学び、これからの私の行動に大きな刺激を受けました。

夜公演のあとは、劇団SCOTの関係者、役者さんなどとの交流会。

鈴木忠志さんとの再会、早稲田小劇場で観た芝居との再会、利賀村を支援する地元市長さんたち、平田オリザさんや演劇人の人たちとの会話。

嬉しさと感動の長い1日がやっと終わろうとしている。

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