Miles Davis “The Cellar Door Sessions 1970”
Miles Davis : tp with wah-wah
Gary Bartz : ss and as
Keith Jarrett : fender rhodes el-p., fender contempo org.
Michael Henderson : b
Jack DeJohnette : ds
Airto Moreira : perc on [CD 2-6]
John McLaughlin : g on [CD 5-6]・”What I Say” Miles Davis
・”Honky Tonk” Miles Davis
・ “It’s About That Time” Miles Davis
・ “Improvisation” Keith Jarrett
・ “Inamorata” Miles Davis
・ “Sanctuary” Wayne ShorterRecorded on Dec. 16-19 , 1970
Miles Davis、1979年12月、Washington D.C.でのライブ録音を収めた6枚組のボックス・セット。(2005年発売)
演奏曲目(上記)は、順序を変えながら、ほぼ毎日演奏されたもの。
1970年のマイルスは “Bitches Brew” の大ヒット、フィルモアやワイト島のロック・フェスティバルなど数万人規模のコンサートに連続出演。
そんな折に、ワシントンD.C.の小さなライブハウスで4日間の完全な演奏が聴けるのがこのアルバム。
2キーボードのうち、チック・コリアが抜けて、キース・ジャレットのエレクトリック・キーボードが聴ける貴重な演奏。
デ・ジョネットのドラム、ヘンダーソンのベース、モレイラのパーカッションが加わって、よりファンキーな演奏が心地よい。
このアルバムを知ったのは、先日読んだ「ピーター・バラカン音楽日記」。私にとって「未知のミュージック」の扉を開いてくれる。
「次の音」を模索しているマイルスの演奏だと思うと、聴いているこちらも気合が入る。(笑)