天然シザーハンズではないけれど〜ウォーキングの楽しみ

東京出張、松江行き、山陰海岸ジオパーク巡り、そして午後の雨模様などの理由で久しぶりのウォーキングコース。

この間に、すっかり緑が深くなる。
木々には蔦が絡まり、梅雨の高湿度が緑をより濃くしている。

狐のシッポのような。
大蛇がトグロを巻いているような。
うしろ脚で立って、何頭かの獣が戦っているような。

いろんな想像を逞しく歩く。
ウォーキングには自分だけの楽しみが大切。(^_^)v

Bill Evans “AFFINITY”

Bill Evans “AFFINITY”

Bill Evans   (p, keyboard)
Marc Johnson (b)
Eliot Zigmund  (ds)
Larry Schneider  (fl, ts, ss)
Toots Thielemans (harmonica)

1.  I Do It for Your Love (Paul Simon)
2. Sno’ Peas (Phil Markowitz)
3. This Is All I Ask (Gordon Jenkins)
4. Days of Wine and Roses (Henry Mancini, Johnny Mercer)
5. Jesus’ Last Ballad (Gianni Bedori)
6. Tomato Kiss (Larry Schneider)
7. The Other Side of Midnight (Michel Legrand)
8. Blue in Green (Miles Davis, Bill Evans)
9. Body & Soul” (E.Heyman, R.Sour, F.Eyton, J.Green)

Recorded on Oct.30-Nov.2, 1978

ビル・エヴァンスと言えば“Waltz for Debby”“Portrait in Jazz”、”Explorations”などのトリオ演奏を聴くことが多い。実際にビル・エヴァンス演奏の愛聴盤アンケートでも必ずトップに並ぶ。

これはトゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)のハーモニカとの共演。トリオで聴くビルのクールで凛とした演奏とはちょっと趣が異なる。リーダーとして演奏をリードするのが常のビルが、リラックスしてトゥーツとの共演を楽しんでいるような雰囲気で演奏が進む。ビルの違った一面を楽しむことができる。

1.I Do It for Your Love(ポール・サイモン作曲)、7. The Other Side of Midnight(ミッシェル・ルグラン作曲)のエレピー演奏。聴きどころ満載。

何かをしながらのBGMとしても、しっかり聴き込んでも、楽しめる名盤。

60年前の豊岡高校卒業記念がハンガーだって!

「豊高の卒業生だが、60年ほど前に卒業記念でもらったハンガーを毎日大事に使ってたんだけど、下の棒が壊れたんで直してほしい。」と、突然の来客。
(豊岡市内のU氏)

「なんと60年間も大事に使っていただいているなんて!!」

直ぐに木バーを新しいものに取り替えて、その場でお渡ししたところ非常に喜ばれ、「これからも大事に使用します」と、笑顔でお帰りになりました。

兵庫県立豊岡高等学校の校章は、スタンプで印刷。
「卒業」の文字も「卆業」の古い漢字。
フックは手曲げのユニクローム鉄線(メッキ無し)。
確かに、昭和30年頃の中田工芸製のハンガーだ。

近年、NAKATA HANGERは、卒業記念として大変喜ばれている。東京を中心としたエリアですが、小中高の卒業記念として毎年たくさんの学校にお届けしています。

まさか、60年も前に、私の母校でもある豊岡高校の卒業記念が弊社のハンガーだったとは! まだ信じられない驚きと嬉しさで胸がいっぱい。

60年もの間、ずっと使い続けていただいているU氏には、最大限の敬意を表します。日々「一生モノのハンガー」として販売していますが、目の当たりにして、感無量です。

NAKATA HANGERは、これからも長く愛用していただけるハンガーを卒業生の皆さんにお届けしていかなければ、との想いを強くしました。

『三つの石で地球がわかる』 藤岡換太郎・著

地球の構造はとは要するに、鉄の球(核)の周りを橄欖岩(かんらんがん)が取り囲み(マントル)、その周辺に玄武岩(海洋地殻)と花崗岩(大陸地殻)が薄く張り付いているだけにすぎない、ともいえるのです。
『三つの石で地球がわかる』 藤岡換太郎・著 (P32)

地球の真ん中は鉄
その周囲にあるのはマントル「橄欖岩」
地表70〜100kmは、
海底が「玄武岩」
大陸が「花崗岩」

なんとシンプルな解説だろう。

石の話になると、無数(と私には思える)の名前(しかも難しい漢字)の岩石を理解し、覚えなくては、と敷居がとてつもなく高い。

地球誕生、生物誕生、人類誕生は、現代人共通の興味。そんな人(私)にとって、この本は、地球の成り立ちを頭に入れるのにピッタリの書籍です。

記述には、「玄武洞」と命名した小藤文次郎(東大地質学)、磁場逆転説を唱えた松山基範(京大教授)、蛇紋岩(養父市)などが登場。

身近に、玄武洞、山陰海岸、神鍋火山火口、鉱山(生野銀山、明延鉱山)など地球の地質的な遺産が多い地域。

山陰海岸ジオパークに関心を呼ぶ本。
ザックリと、この本で理解することをお薦めです。

「山陰海岸ジオパーク」をもっと知ろう(その2)

「山陰海岸ジオパーク館」横の遊覧船乗り場から出発して東へ向かう。

2500万年前に大陸から引き離され始めた陸地がやがて日本列島に。
その長い過程の中で300万年前に現在に近い日本海が形成された。

そんな谷本館長の講義を思い出しながら観る景観は格別だ。

竜宮洞門。
花崗岩の中にある安山岩の岩脈と周辺の割れ目に沿って、岩が波で削られてできた。縦に伸びる岩脈が、龍が天に向かって登っているように見える。

獅子の口。
日本海ができることに流れた溶岩の空洞が真っ赤に彩られた。真っ赤な色は、赤鉄鉱のためと言われている。赤色の穴は細長く伸びていて、幾重にも重なっていて、溶岩が幾度となく流れた様子がわかる。

孔雀岩。
柱状節理が放射状になっている。

下荒洞門。
波が穏やかな時にしか潜ることができない洞門。幸いにもくぐることができました。

知識のない私には説明できないのが残念、無念。
次回は、予習して解説できるようにして置かなくっちゃあ。

但馬海岸遊覧船
兵庫県美方郡新温泉町芦屋浜坂海岸
TEL : 0796-82-1904

「山陰海岸ジオパーク」で交流会〜神戸・鳥取県経済同友会(その1)

「山陰ジオパーク館」谷本勇館長(左端)

山陰海岸ジオパーク館」(兵庫県新温泉町)に集合。
「神戸経済同友会」と「鳥取県経済同友会」と合同で、「山陰海岸ジオパーク」活性化について意見交換する企画を行いました。

展示品を見ながら、谷本館長による「山陰海岸ジオパーク」の概要を聴く。

ジオは、ギリシャ語で地球を意味する「ガイヤ」が語源。4つのプレートがぶつかる日本列島では、いつ、どこで地震が起きてもおかしくない状況である、などわかりやすく、興味深い説明が続く。

日本列島誕生の話が興味深い。日本列島の始まりは、2500万年前に始まり、1500万年前に日本海が拡大し、300万年前に日本列島が現在に近い形になった。

大陸と引き離される過程で複雑に出来上がってきたのが山陰海岸。地球規模で見ても珍しい地形、そして世界的な発見「地磁気逆転」説を産んだ玄武洞など、見どころは多い。

浜坂港を後にする。

講義のあとは、実際に遊覧船に乗って、山陰海岸の岸壁、奇岩、を実地に見学する。この日は、波は静かで予定の運航よりも10分延長してフルコースで見学。

「山陰海岸ジオパーク推進協議会」松浦幸浩事務局次長乗船後は、再びジオパーク館に戻り、「山陰海岸ジオパーク推進協議会」松浦事務局次長より「山陰海岸ジオパークの現況」というプレゼンをお聴きする。

「ユネスコ世界ジオパーク」と「日本ジオパーク」があること。
その認定の仕組み、活動方針、研究・教育活動、経済・ツーリズム活動、住民参画、認知向上の取り組みなどについての講義を受けました。

昨年は、「日本ジオパーク」の再認定審査を受け、イエローカードが出たのは記憶に新しい。今年8月には「世界ジオパーク」の認定審査が待ち受ける。

イエローカード(条件付き再認定)は、2年以内に改善なければレッドカード(認定取消)となる。

具体的に何が課題なのか、それをどのように改善しようとしているのか質問をしました。

その回答は、
・ エリアが鳥取県、兵庫県、京都府、の3府県にまたがり、協調した取り組みが出来にくい(出来ていない)。
・ 行政が担当部署となり、2〜4年で職員の移動があり、継続した取り組みがやりにくい(出来ていない)。

なんとも次の質問、意見に進めない回答に困惑しました。

民間の経済団体として「経済」について何か支援が出来ないだろうか、との想いについてのヒントが掴めなかったのは、残念。

遊覧船による山陰海岸ジオパークの岩壁、奇岩の見学。

白っぽい、赤っぽい、黒っぽい、緑っぽい。
ゴツゴツ、デコボコ、カクカク、シマシマ、ツルツル。
急な山肌、岩にしがみ付く木、洞門。
途中に現れる集落。

素人ながら、見どころいっぱいの海岸に改めて(30年ぶり?)感動の連続でした。今度は、家族や友人を連れて来よう。
(画像はこの次にアップ)

今、子ども落語が面白い〜第1回 全国子ども落語大会

永楽館(豊岡市出石町)で、「第1回 出石永楽館全国子ども落語大会」開かれた。

永楽館は、1901年(明治34年)に建てられた築117年の古い芝居小屋。毎年秋に上演される「永楽館歌舞伎」は、初回より片岡愛之助の歌舞伎として10回を数える名物となっている。

前日の予選を勝ち抜いて、決勝戦に進んだ8人の落語は素晴らしく面白い。伝統の建物の中で、精一杯演じる子どもたち。絵になる舞台。午後の時間をゆっくりと楽しませてもらいました。

6歳〜中3までの8名がファイナル・ステージに出場した。それぞれの個性を生かしたとてもフレッシュで暖かい落語でした。観客がアンケートに点数をつけて最優秀者を決める。

最優秀賞に輝いたのは、「日々是晴天丸」くん。奈良からの参戦。
演目「書割盗人」。丸刈り頭がよく似合っている。

来年の2回目はもちろん、これから20年、50年と延々と会を重ねるのは、この子どもたちであることは、間違いない。

『まかせる力』 高田明、新将命・著

メンターは一人(一作品)でもよいですが、できれば複数を持ち合わせておくと広がりが出る気がします。例えば、歴史上の偉人と近現代の名経営者などの複数のファンになっておくとよい。そうしたメンターに繰り返し触れることで、共通する教え・法則のようなものに気づくこともあるでしょう。
『まかせる力』 高田明、新将命・著 (p38)

帯にある「ジャパネットはなぜ社長交代後も高成長が続くのか?」にひかれて読んでみました。

私自身、昨年5月に社長交代を行ない、1年が経ちました。「会長」として何をすべきか、何をしないでおくべきか、模索しながらの毎日です。新(あたらし)氏の「経営者の最大の美学は引き際」の言葉を信じつつ。

「企業理念には3つの意味がある」
・ Mission 〜 会社は何のために存在しているのか?
・ Vision    〜 どうなりたいのか?
・ Value  〜 何を大切にしているのか?

高田氏の情熱を傾け、原理原則を大切にする経営は大いに示唆に富んでいる。

山陰線の車窓から季節を感じる

JR山陰線の車窓からの風景がいい。
季節ごとに変わる山里の風景にはいつも魅了される。

もう20年も30年も、豊岡と東京の往復は続く。
JR山陰線を利用し、京都乗り換えで新幹線で東京へ。

この4時間半の時間を利用して読書タイム。
時折り、眺める車窓からの風景に毎回癒される。

山陰線の風景は、私の宝物だ。

東京・青山ショールーム隣接のオフィス

海外のビジネスパートナーとのミーティング

東京・青山にハンガーのショールームをオープンして11年になります。
地下鉄・銀座線の「青山一丁目」駅の真上という超・便利な場所ということもあり、毎日、たくさんのお客様に来店いただいています。

そんなこともあり、2016年春に隣の店舗が空いたこともあり、「青山オフィス」を開設しました。

ショールームで来客が重なった時には、オフィスで商談がとても便利になりました。

web関連のミーティング

兵庫県豊岡市にある本社とは、テレビ会議のシステムを使って、毎日のように打合せを行なっています。

お客様、そして社内でコミュニケーションにとても活躍してくれています。